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【校長便り】二学期終業式で話したこと

2012年1月 6日 | カテゴリ:校長だより

 本県の高校三年生が卒業するときにアンケートをとっていますが、そのアンケートで西高校の卒業生は西高校でよかったという割合がとても高いのですが、その理由がわかる二学期でした。朝陽祭の文化の部のレベルの高さ、体育の部の盛り上がりに驚きました。また、青島太平洋マラソンで290人ものボランティアが活躍したこと、そして、一昨日は長距離走大会がありましたが、これは開校以来38回を数える歴史ある大会で、苦しみに耐えながら走る姿、それを応援する姿に感銘しました。これらの中で、学校愛が育っているのだろうなと思いました。

 さて、心理学の実験を一つ紹介します。皆さんは、この実験の結果をどう解釈しますか。
 こんな実験です。大学生男女28 名の実験参加者にストップウォッチを持たせ、5秒プラスマイナス0.05秒で止めることができたら1ポイントを与えるという課題を与えました。このとき参加者を2グループに分け、一つのグループには1ポイントにつき200円の報酬が貰えることを約束し、もう一つのグループにはそのような約束はしませんでした。この課題に取り組んでいる最中に、脳活動がどのように異なるかを調べたのです。
 どちらのグループも、課題を行っている最中に脳は活発に活動しました。ところが、報酬を貰った直後の3分間の自由時間に、報酬をもらわなかったグループは課題を自発的に頻繁に行ったのに対し、報酬をもらったグループは同じ自由時間に、この課題を自発的に行うことはほとんどありませんでした。続いて報酬はないということを伝えて課題に取り組ませました。すると、報酬を与えたグループでは脳活動が著しく低下したのに対し、与えなかったグループではそのような脳活動の低下は見られませんでした。
 どう解釈しますか。私がみなさんに求めたいことがこの実験に込められています。関心のある人は、インターネットで、玉川大学、松元健二」あるいは「アンダーマイニング効果」で検索してみてください。

 さあ、三年生はいよいよです。朝課外、夕課外、土日の模擬試験など、進路実現に向けて努力してきたことで既に君たちは生きる力を獲得しています。そういう意味では結果はおまけです。自分の努力を信じ、健康管理に気をつけて年末年始を過ごしてください。大きなおまけがつくことを祈っています。

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